日本メルヴィル学会副会長の巽孝之氏が、『白鯨』Blu-ray版に封入されているリーフレットに解説を書き下ろしました。
巽孝之「一騎討ちの神話――エイハブ対モビイ・ディック」
(ジョン・ヒューストン監督『白鯨』Blu-ray [IVBD-1297]リーフレット)、IVC、2023年。
日本アメリカ文学会東京支部4月例会における特別講演「作家生命論の起原――アメリカ文学思想史の視点から」が下記のYouTubeでご覧になれます。是非ご視聴下さい。
2021年4月10日(土)
2020年度をもって慶應義塾大学をご退職され、名誉教授となられた巽孝之先生の最終講義「最後の授業――慶應義塾とアメリカ」が下記のYouTubeでご覧になれます。是非ご視聴下さい。
2021年3月13(土)
日本メルヴィル学会会員の古井義昭氏(立教大学)が、下記のご著書により、日本アメリカ文学会「第5回日本アメリカ文学会賞」を受賞されました。おめでとうございます。アメリカ学会「第25回清水博賞」に続いての受賞となります。
Yoshiaki Furui, Modernizing Solitude: The Networked Individual in Nineteenth-Century American Literature (University of Alabama Press, 2019)
日本アメリカ文学会は、アメリカ文学の研究を行い、その成果の発表を通じて内外学会との交流を図ることを目的としており、アメリカ文学を専門とする学会としては国内最大の学術団体です。
日本アメリカ文学会賞は、学会所属の研究者が世に問う最初の単著を対象とし、若手からヴェテランに至る幅広い層の研究を奨励・顕彰するために設けられた賞です。(立教大学公式HPより)
【関連リンク】
日本アメリカ文学会「日本アメリカ文学会賞」(http://als-j.org/contents_1419.html)
立教大学(https://www.rikkyo.ac.jp/news/2020/10/mknpps000001c4p1.html)
日本メルヴィル学会会員の古井義昭氏(立教大学)が、下記のご著書により、アメリカ学会「第25回清水博賞」を受賞されました。おめでとうございます。
Yoshiaki Furui, Modernizing Solitude: The Networked Individual in Nineteenth-Century American Literature (University of Alabama Press, 2019)
アメリカ学会は、アメリカ合衆国に関する学術的研究のために結成された全国組織で、専攻分野は文学、歴史、文化、政治など多岐にわたっています。アメリカ研究のための全国的な学術団体としては我が国唯一の学会です。
清水博賞は、主として若手研究者が最初に発表した研究成果の中から特に優れた作品を毎年選び、顕彰するものです。
本書は、19世紀アメリカ文学における「孤独」の概念を論じた研究書です。物理的に一人の状態にあっても、コミュニケーション・メディアを通じて外部の世界と想像上で繋がることにより、当時のアメリカ作家たちは「接続された孤独」を経験したという点を解き明かしています。(立教大学公式HPより)
【関連リンク】
アメリカ学会「清水博賞」(http://www.jaas.gr.jp/award_shimizu.html)
立教大学(https://www.rikkyo.ac.jp/news/2020/06/mknpps00000196zj.html)
日本メルヴィル学会会員の巽孝之氏が、シンポジウム「Service Design Symposium 2019~サービスデザインが示唆する未来~」で『白鯨』に関する基調講演でご登壇されます。
日時:2019年3月4日(月)13:20-16:30(開場13:00)
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階G-Lab
基調講演:巽孝之氏「『白鯨』と産業社会~メルヴィル生誕200周年~」(13:30-14:40)
※入場無料/事前登録制です:http://servicedesign.kmd.keio.ac.jp/?cat=4
『白鯨』のレクチャーが朝日カルチャーセンターで開催されます。
タイトル:メルヴィル『白鯨』
日時:2018年2月17日(土)15:30−17:00
場所:朝日カルチャーセンター新宿教室
講師:巽孝之
講義内容:2001年9.11同時多発テロとともに始まった 21世紀は、アメリカ・ロマン派を代表する世界的作家ハーマン・メルヴィルがその傑作長篇『白鯨』を出版してから150周年の節目だった。しかし、 19世紀にはあれほど隆盛をきわめた鯨油の世紀も、20世紀には完全に石油の時代に取って代わっている。そしていま、時の大統領が戦争に加担するときには決まって、エイハブ船長と白鯨の戦いを彩る演劇的隠喩が甦るのだ。だからこそ、いま現在の世界を見据えつつ「白鯨」を改めて考え直すことは、イラク戦争以後、トランプ政権以後の世界を洞察するためにも意味があろう。(講師・記)
受講料:会員 3,024円 一般 3,672円
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/d8c97912-fc28-81af-a3b2-59e88a973b35より
会員から紹介のあった書籍のコーナーです。
第10回国際メルヴィル学会で発表された劇作家坂手洋二の作品が『バートルビーズ/たった一人の戦争』として彩流社より出版されました。
(巽孝之氏 「デーリー東北」12月10日付書評より抜粋)
さて、坂手氏の「バートルビーズ」は、何と3.11東日本大震災に襲われた東北のとある病院でバートルビー的人物が登場し、しかも震災後に残った膨大な遺品群が一種の配達不能郵便(「デット・レター」)として「再定義」される。まさにメルヴィルが描いた不条理の世界を21世紀に蘇生させる野心作なのだ。
巽孝之副会長の序による特集「アメリカの光と影」で、劇作家坂手洋二氏の『バートルビーズ』序章「T病院事務局長の証言」が掲載されています。
これは第10回国際メルヴィル学会において、坂手洋二氏が書き下ろし、朗読されたものです。会員田ノ口正悟氏の「バートルビーたちの記憶ーメルヴィルと坂手洋二」の解説もあります。
日本メルヴィル学会会員の下河辺美知子氏、巽孝之氏、大串尚代氏が参加する文化ワークショップ "US Territories (Un) Incorporated : Guam and Asia Pacific "Islands" in American Literary History"が開催されます。日時 2013年3月2日(土) 10:00〜12:00 場所 慶応義塾大学三田キャンパス 東館4階セミナー室
事前申し込み不要 http://www1.gsec.keio.ac.jp/text/workshop/no_receipt/66/1
日本メルヴィル学会会員の巽孝之氏、大串尚代氏、デイビット・ファーネル氏、タラス・サック氏が参加する国際シンポジウム「環太平洋的想像力:21世紀アメリカ文学史の起源」が開催されます。日時 2013年3月16日(土)10:00〜12:00 場所 慶応義塾大学三田キャンパス 東館6階G-SEC LAB.
事前申し込み制 https://www1.gsec.keio.ac.jp/secure/participant/register_start/64/1
日本メルヴィル学会会員の牧野有通氏、平野温美氏、大島由起子氏、貞廣真紀氏が参加する「フォークナーとメルヴィル」が開催されます。日時 2013年10月11日(金)
場所 立教大学
日本メルヴィル学会会員の牧野有通氏、舌津智之氏が参加するシンポジアム「ポーとメルヴィルーー複製と変奏」が開催されます。日時 2013年9月14日(土)場所立正大学大崎キャンパス